<ダイジェスト>
家族の中で、ある人が悪いことをしたとき、どうしますか。
「いいことじゃないよ。やめたほうがいいよ。」とさとしますね。
まず、気が付いた人が、その人に話します。
でも、一人の忠告を聞いても変わらないとき、
二人目の家族をよんで、忠告をします。
それでも、言うことを聞かなかったら。
家族全員でいっしょに話をします。
そんなことを続けたら、あなたはこういうことが出来なくなるよ。
やめた方があなたのためですよ、と。
きちんと、それは悪いことだと言うことは必要です。
でも、伝え方、方法は考えなくてはいけません。
「あなたは悪いことをしたよ」「だめだよ」とただ言ってもだめです。
「もう付き合わないよ」などと感情的になってはなおさら伝わりません。
感情的になるのではなく、愛をもってお話します。
その人が良くなることを望みながら、祈りながら、お話する。
良くなることを心から望み「正しい生活をするためにはこうしたらいいよ」と
ゆっくりと話したら、きっとわかってもらえます。
悪いことを一人がしたとき、
どうして、周りの人が、こんなことを話さなくてはいけないのか。
それは、みんな家族だからです。
みんなが神様の家族なんです。
ひとりが道をあやまれば、ほかの家族はすごくつらいです。
お互いに家族のような気持ちで、
お互いを幸せにするように接してください。
最後に、今日のとても大切なところを繰り返しますよ。
二人、三人あつまり、祈りをすれば
神様は願いをかならずかなえてくれます。
ミサのなかの共同祈願はみんなの願いです。