トゥ神父様のごミサ

8月30日(日)、赤堤教会でトゥ神父様の司式によるごミサがありました。律法より人間そして愛をおもんじたイエスの例を紹介しながら、大切なものは「人間関係」、思いやり、”絆”だとお話になりました。また、ご自身のご家族のエピソードを用いて、宣教は天国や地獄によって人を裁くことではなく、自分の神への信頼を証しすること、ともお話しくださいました。

ごミサの後、トゥ神父様を囲んでティーパーティーがありました。信徒はトゥ神父様と記念写真をとったり、思い出話をして名残を惜しみました。神父様は当日、成田から香港、エチオピア経由でナイロビに発たれました。主のご加護が神父様の上にありますように。

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ご聖体をわたされるトゥ神父様

 

8月30日(日)の主日ミサ、トゥ神父様の日本最後の司式

8月30日(日)の主日ミサはポール・トゥ神父様の司式です。トゥ神父様はケベック外国宣教会の若手神父として、青森県の弘前教会や黒石教会など、そして東北被災地で活動を続けてこられましたが、このたび、ケニアのケベック会のセンターへの異動が決まりました。日本を離れるのが8月30日ですので、この日の赤堤教会でのミサが日本最後の司式となります。

トゥ神父様はケニア出身で、司祭に叙階後、約5年前に来日。その後、日本語学校に通うため、約2年間、赤堤教会の司祭館で生活をされました。その頃は日本の生活に慣れる前でしたから、靴を履いたまま、司祭館の部屋に上がろうとして、本人を含めみんなで大笑いした、なんていう思い出もありますね。チャリティコンサートやバザー、教会学校の活動など…。多くの人がその誠実な人柄に感銘を受けました。

30日のミサは、その立派になられたトゥ神父様の司式!と喜んだところが、日本最後の司式とは、なんとも複雑な心境です。しかし、いつも笑顔で人々を励まし、弱い人を助けてきた神父様にならい、わたしたちも笑顔でトゥ神父様に声をかけましょう。神様に信頼し、主イエスに信頼し、トゥ神父様がケニアでも無事に、立派な御働きが出来るよう祈りましょう。

ガブリ神父様は黒石教会等での司式にあたるため、8月30日は赤堤教会には来られません。

カトリック聖歌 みこころに (#287)

みこころに つよめられ
みからだに やしなわれ
おん血しおに 心もえ
救いの水 きよめませ

みくるしみ しのびたもう
尊き主の み教えを
うけいれぬ かたくなな
われを恥じて 主にいのる

みすくいの 十字架に
つけられし 神の子の
うけませる おん傷を
胸にふかく しるしませ

みめぐみに ささえられ
尊き主よ いつの日か
主の光り かがやける
あまつ国に 召し給え

聖母の被昇天ミサ  8/15 (土) 午後5時から

聖母の被昇天(せいぼのひしょうてん)とは、聖母マリアがその人生の終わりに、肉体と霊魂を伴って天国にあげられた出来事を記念する祝日です。カトリック教会では8月15日をその記念日として祝います。

カトリック赤堤教会では8月15日(土)、午後5時から聖母の被昇天記念ミサがあります。皆さん、いっしょにお祝いし、感謝と祈りを捧げましょう。ミサ後にはささやかなパーティーがありますので、ちょっとだけでもお立ち寄りいただき、ひとときを一緒に過ごしましょう。

「全能永遠の神よ、あなたは、御ひとり子の母、汚れのないおとめマリアを、からだも魂も、ともに天の栄光に上げられました。信じる民がいつも天の国を求め、聖母とともに永遠の喜びに入ることができますように」。

<聖母の被昇天ミサ>
日時:8月15日(土)午後5時
場所:カトリック赤堤教会聖堂

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