教会学校 クリスマス聖劇 2017 ①

カトリック赤堤教会では今日、教会学校の子供たちによる聖劇の上演がありました。ベツレヘムの貧しい馬屋で、人の子として地上にお生まれになったイエス様の物語を、子供たちはとても上手に歌と演技で伝えてくれました。

主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ。

預言者イザヤの書に書いてあること、聖歌にした歌です。
「荒れ野で叫ぶ者の声がする。
『主の道を整え、
 その道筋をまっすぐにせよ。
 谷はすべて埋められ、
 山と丘とはみな低くされる。
 曲がった道はまっすぐに、
 でこぼこの道は平らになり、
 人は皆、神の救いを仰ぎ見る。』」
荒れ野で叫ぶ者の声がする・・・すべての人が神の救いを見る。

菊地司教、東京教区大司教に/着座式

岡田大司教様の引退のあとを引き継ぎ、新潟教区の菊地司教様(58歳)が東京大司教に就任されます。その大司教の座に就く着座式が今週末の16日(土)午前11時より開催されます。みなさんで新しい大司教様のためにお祈りしましょう。

日時: 2017年12月16日(土)午前11時より
場所: 東京カテドラル聖マリア大聖堂

kikuchi

菊地 功 司教

待降節に思うこと~小さな奇跡

素晴らしい季節が到来しました。幼子イエスの誕生を世界中が待望するワクワクするクリスマスです。この季節に、私にはちょっとしたプレゼントがありました。むかしのホームページの整理のため、過去の記事を読んでいたら、ロワゼール神父様のお説教の原稿がありました。ロワ神父、なつかしいですね。そのお説教のなかで、いわれています。小さな奇跡をおこしましょうと。大きな奇跡はむりですが、クリスマスを迎える、神様を迎えるために、自分で奇跡をおこしましょうと。

「クリスマスの準備はたのしい。それは教会の本質でもあります。子どもの頃は、この時期にわくわくして準備をしていたのです。それは大人になっても同じ。むしろ大人のほうがその本質を知って、いっそう深くわくわくするべきでしょう。救い主イエス・キリストを迎えること以上にわくわくすることがこの世にあるでしょうか。」

「家庭で、かわいいらしい工夫をして、当日『ああ、今年のクリスマスは、イエスさまが本当に来てくださった』と思えるような、ささやかなチャレンジをひと月間やってみるというのはどうでしょうか。」

ロワ神父様がおっしゃったように、主を待ち望む喜びを毎日忘れずに年末を過ごしていましょう。
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