以下、カトリック中央協議会HPより引用
12月24日夜、教皇フランシスコは、主の降誕の夜半のミサをサンピエトロ大聖堂で行いました。このミサには約8000人が参列し、中継が行われたサンピエトロ広場の大型スクリーンの前には約3000人の信者が集まりました。
(教皇様のお説教抜粋)
イザヤの預言は、大いなる光が輝き、闇を照らしたと告げています。この光はベツレヘムに生まれました。そして、マリアの優しい腕と、ヨセフの愛と、羊飼いたちの驚きに包まれました。天使は、こう言って、救い主の誕生を羊飼いたちに告げました。
「あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである」(ルカ2・12)。
その「しるし」とは、その夜、神がこの上なく身を低くされたことであり、また、神が愛をもってわたしたちの弱さ、苦しみ、不安、欲望、限界を引き受けてくださったことに他なりません。すべての人が待ち望み、心の底から求めているのは、まさに神の優しさです。神は愛に満ちたまなざしでわたしたちをご覧になり、わたしたちの貧しさを受け入れます。神はわたしたちの弱さを愛しておられるのです。
お説教の全訳はこちらでご覧になれます。(カトリック中央協議会HP)