年間第5主日 ガブリ神父様のお説教

<ダイジェスト>

いまは受験シーズンです。受験といえば、高校大学、そして就職試験まで続くもの。親たちにとって、この時期はもっともピリピリする時期かも知れません。今日の福音の中で、イエスが弟子たちについてくるように言ったとき、仕事をあげますよ、とは言っていません。イザヤ、ペトロ、パウロやそのほかの使徒たちも仕事をもっていましたから、仕事をあげるからおいでとは言いません。その反対に、イエスがお願いしています。
会社に入るのでしたら、あなたの求める条件と、会社が提示する条件が合わなければ、あなたはその会社に就職しなければいいだけです。他に行けばいい。
でも、イエスの場合は、仕事を使途たちに頼む時、条件はありませんでした。それどころから、あなたちに頼む仕事には苦労がつきものですが、それよりも喜びが勝るものです。そういう言い方でした。 使徒たちからすれば、この先どうなるかはわからない。でも、なんとなく、この人イエスについていけば大丈夫という直観があったはず。
私達にとっても同じこと。私たちは先が見えはしないけれど、神様が、苦労、喜び、働きを支えてくださるよう祈ります。そして、信じてついていきます。

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