年間第32主日 ガブリ神父様のお説教

今日の福音朗読(ルカ20・27-38)は少しむずかしかったかも知れません。でも、最後に書いてあることは、私はとても好きです。イエス様はこう言いました。

「神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。すべての人は神によって生きているからである。」

“生きている人間のための神”なのです。私たちは亡くなった人たちの冥福を祈りますが、亡くなった人だけではなくて、私たち生きている人のための神様なんです。今日は七五三のお祝いをしました。生きているみんなが、無事に成長していくことが出来ますようにとお祈りします。神さまは子供たちの命を守り導いて下さいます。

世界でいちばん、みんなの命を大切にしているのは、お父さん、お母さんです。だから、お父さんとお母さんも元気でいられますように、お祈りします。お父さん、お母さんの命を大切にしたのは、おじいちゃん、おばあちゃんです。だから、おじいちゃん、おばあちゃんも健康でいられますようにお祈りします。

そして、病気でこの命が終わるときもあります。残念です。けれでも、今日の神さまの言葉によると、この命は終わるように見えても、絶対に終わらないのです。永遠の命、終わりのない命へと生まれ変わるのです。

想像してみてください。私たちは種をまくときは土に埋めますが、そのとき、種は死ぬのではないかと不安になります。でも、この種は新しい命となります。私たちも同じように、永遠の命になります、終わりがありません。

今日は午前はミサの中で、子供達の七五三のお祝いがありますが、午後はカトリック府中霊園に教会のために尽くした人たちのために墓参をして祈りを捧げます。今日は若いみなさん、子供たちの命を祝福し、また永遠の命をさずかった人たちに感謝と祈りを捧げます。なんて特別で素晴らしい日でしょう!

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