健康的な成人のカトリック信者は、四旬節には断食をすることが求められます。もちろん、復活祭に向けて日々祈ります。さらに、他者に施しをすることも重要とされます。
さて、これらの断食、祈り、施しに共通するのは、どんなことでしょうか。参考になる個所を、今年の四旬節に向けたフランシスコ教皇様のメッセージより抜粋してみました。
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「断食」とは、他者と被造物に対する姿勢を変えるすべを身につけることです。それは、自分の強欲を満たすために何もかも「むさぼりたい」という欲望から離れて、心の空白を満たしてくれる愛のために苦しむことのできる状態へと変わることです。
「祈り」は、偶像崇拝や、自力で何でもできるという考えを捨てるために、また、自分には主と、主のいつくしみが必要であることを宣言するためにささげます。
「施し」は、未来は自分たちのものではないにもかかわらず、その未来を手に入れられると錯覚し、自分自身のためにすべてを蓄えて生きようという愚かな考えを捨てるために行います。こうしてわたしたちは、兄弟姉妹と全世界を愛し、その愛のうちに真の幸せを見いだすという、被造物とわたしたちの心に神が用意してくださった計画がもたらす喜びを実感するのです。
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バチカンにて
2018年10月4日
アシジの聖フランシスコの記念日