主のご復活おめでとうございます

先月10日からはじまった四旬節が、1年の典礼の頂点である復活祭を迎えました。皆様、主のご復活おめでとうございます。赤堤教会では、大勢の信徒が集まりこの日を祝いました。7名の方が洗礼を受けられ、4名の方が初聖体を受けました。ミサ後はマリア幼稚園の園庭に出て、パーティーを楽しみました。
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聖週間の予定

3月24日(木)19:00 聖木曜日 最後の晩餐のミサ

3月25日(金)19:00 聖金曜日 主の受難

3月26日(土)19:00 聖土曜日 復活聖なる徹夜祭

3月27日(日)10:00 復活祭・洗礼式・初聖体 ※ミサは10:00だけです。

 

 

四旬節黙想会 浦野雄二神父様

13日は浦野 雄二神父様(カトリック本郷教会主任司祭)に、黙想会の指導をしていただきました。ミサのなかの第一説教につづき、ミサ後に約90分の第二説教をお話しいただきました。その内容は、東日本大震災とも関連したご自分の体験談、江戸初期の殉教者とくに原主水(はらもんど)の話、創世記の3章(知恵の樹)にみられる“原福音”についてなど、多岐にわたりました。

四旬節のテーマのひとつが回心ですが、現代社会に生きる私たちにとって、社会常識でこりかたまった土(心)に空気を入れなおすのは、実際には容易ではありません。しかし神父様のお話は、そういう「こり症」のわたしたちにこそ効くものでした。

「15分黙想するなんてたいそうな目標は無理。最初は15秒からですよ」「聖書を最初から開こうするから挫折する。開くまえに、わかるはずもないけれど、人間にちかづくために聖書のなかに御言葉を残した神の御心にまず思いをはせる」「ミサにあずかるのは神様との約束。それをはたすとき、神様は無条件でよろこんでくださる」「聖書のなかの、一見するとばかばかしい話の中で、神様はわたしたちとの出会いを準備してくださっている」

あらためて感じたのは、神様との出会いをより具体的な経験として、信仰の糧とする重要性でした。本当に興味深く、あっというまの90分でした。浦野神父様、ありがとうございました。

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命の尊さ 東日本大震災から5年

一昨日で、東日本大震災から5年が経過しました。いまなお、東北で被災した方々の多くの方が困難のうちに生活をしています。わたしたちにできることを考え、様々なかたちで応援していきましょう。

赤堤教会ではバザーの収益金の一部やそのほかの献金をカリタスジャパン等を通じて、東日本大震災の被災地支援のために寄付していますが、カトリック団体だけでも、下のように様々な活動が続けられています。

カトリック各団体の活動

「東日本大震災被災者のための祈り」

あわれみ深い神さま、
あなたはどんな時にも私たちから離れることなく、
喜びや悲しみを共にして下さいます。
今回の大震災によって苦しむ人々のために
あなたの助けと励ましを与えて下さい。
私たちもその人たちのために犠牲をささげ、祈り続けます。
そして、一日も早く、安心して暮らせる日が来ますように。
また、この震災で亡くなられたすべての人々が
あなたのもとで安らかに憩うことができますように。
主キリストによって。アーメン。
母であるマリアさま、どうか私たちのためにお祈りください。
アーメン。

ワールドユースデー2016 ポーランド・クラクフ大会 7月26日~31日

「あわれみ深い人々は、幸いである、その人たちはあわれみを受ける」(マタイ5・7)。これが2016年ワールドユースデークラクフ大会のテーマです。イエスがガリラヤ湖畔の山上で告げた説教にある真福八端(八つの幸い)の5つ目を、教皇フランシスコは選びました。イエスの教えの中心である真福八端の重要性を明らかにするためです。イエスは最初の説教で、神の国に近づくための8つの模範になる資質を挙げています。 ……。(続きは公式サイトへ

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(WYD2016のポスター)

四旬節第2主日 子供とともに捧げるミサ ガブリ神父様のお説教

今日の福音朗読

 

第1朗読 創世記15・5-12、17-18

5〔その日、主はアブラム〕を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」

アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。主は言われた。「わたしはあなたをカルデアのウルから導き出した主である。わたしはあなたにこの土地を与え、それを継がせる。」

アブラムは尋ねた。「わが神、主よ。この土地をわたしが継ぐことを、何によって知ることができましょうか。」
主は言われた。「三歳の雌牛と、三歳の雌山羊と、三歳の雄羊と、山鳩と、鳩の雛とをわたしのもとに持って来なさい。」

アブラムはそれらのものをみな持って来て、真っ二つに切り裂き、それぞれを互いに向かい合わせて置いた。ただ、鳥は切り裂かなかった。はげ鷹がこれらの死体をねらって降りて来ると、アブラムは追い払った。

日が沈みかけたころ、アブラムは深い眠りに襲われた。すると、恐ろしい大いなる暗黒が彼に臨んだ。日が沈み、暗闇に覆われたころ、突然、煙を吐く炉と燃える松明が二つに裂かれた動物の間を通り過ぎた。18その日、主はアブラムと契約を結んで言われた。

「あなたの子孫にこの土地を与える。エジプトの川から大河ユーフラテスに至るまで。」

 

福音朗読 ルカ9・28b-36

〔そのとき、〕イエスは、ペトロ、ヨハネ、およびヤコブを連れて、祈るために山に登られた。祈っておられるうちに、イエスの顔の様子が変わり、服は真っ白に輝いた。見ると、二人の人がイエスと語り合っていた。モーセとエリヤである。二人は栄光に包まれて現れ、イエスがエルサレムで遂げようとしておられる最期について話していた。ペトロと仲間は、ひどく眠かったが、じっとこらえていると、栄光に輝くイエスと、そばに立っている二人の人が見えた。その二人がイエスから離れようとしたとき、ペトロがイエスに言った。「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」ペトロは、自分でも何を言っているのか、分からなかったのである。ペトロがこう言っていると、雲が現れて彼らを覆った。彼らが雲の中に包まれていくので、弟子たちは恐れた。すると、「これはわたしの子、選ばれた者。これに聞け」と言う声が雲の中から聞こえた。その声がしたとき、そこにはイエスだけがおられた。弟子たちは沈黙を守り、見たことを当時だれにも話さなかった。