交流会バーベキュー

6月5日(日)、旧マリア幼稚園の庭で、赤堤教会交流会バーベキューを開催しました。日頃信徒の教会活動に理解を示してくださっている家族のみなさんに感謝をあらわすために、ガブリ神父様の発案で企画されました。また、新しく教会に来られた外国人信徒ともお近づきになるため、参加を呼びかけました。

当日は朝方まで雨がふり、バーベキューは延期かと思われましたが、そこはアウトドア名人で晴れ男の信徒会長のおかげ(?)で、くもり空という、願ってもない過ごしやすい天気となりました。ガブリ神父様、ラベ神父様に加え、カノッサ修道女会のシスターにもご参加いただき、なごやかに楽しい会となりました。

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江戸殉教者史跡一日巡礼 ~4月22日~ 信徒寄稿

4月22日(金)ジャン・ガブリ神父様に引率されて都内のキリシタン殉教史跡をバスで訪ねる巡礼に参加しました。朝早く赤堤教会に20余名の信徒が集合し、いつくしみの特別聖年にちなんだカテドラルをはじめ3教会と史蹟6か所を訪ねました。案内はこの分野の第一人者、東大名誉教授五野井隆史先生です。

史跡といっても建物や遺構はなく、もっぱら碑が残っているばかりなので、五野井先生の説明にひたすら耳を傾けました。徳川幕府の本拠地江戸に建てられた教会、禁教令が布かれてからの外国人宣教師や日本人信徒の拘束、尋問、拷問、処刑・殉教、埋葬の史実や背景についてお話しを沢山うかがいました。16世紀末から18世紀初めにかけての世界史に絡んだ日本のキリスト教受難史です。

午前の巡礼は、呉服橋キリシタン墓地跡(八重洲口北口、最初の教会が建てられた)、小日向山切支丹屋敷跡(シドッチ神父の遺骨が発掘されたところ)、関口カテドラル、無量院跡(小石川伝通院、J.キアラ神父供養碑)で終わりでした。昼からは、浅草教会敷地内の鳥越キリシタン殉教記念碑、伝馬町牢跡(十思公園、ソテロ神父ら入牢)、芝・札の辻刑場跡(原主水ら)、高輪教会(ご聖体)を周り1日巡礼を終わりました。

浅草教会ではガブリ神父様の司式によるミサに与り、また、同教会に主任司祭として着任された晴佐久昌英神父様の挨拶とお話しもありました。祈りで始まり祈りで終わった充実した1日でした。ガブリ神父様、五野井先生ありがとうございました。
ちなみにこの巡礼の企画はステラコーポレーションです。

 

IMG_0887小日向切支丹屋敷跡small IMG_0888小石川伝通院・J.キアラ神父供養碑small IMG_0890浅草・鳥越キリシタン殉教記念碑small IMG_0892芝 札の辻刑場跡small

巡廻ミサのこと(5月1日)

世田谷ファミリー宣教協力体では、所属する各教会(赤堤、世田谷、初台、松原)で、5月1日に巡廻ミサが行われました。去年から4つのカトリック教会の主任司祭が他の教会に赴いてミサを奉げるという交流が始まりましたが、われらがジャン・ガブリ神父様は、初台教会で司式されました。43年前に来日したばかりの頃日本語の勉強で苦労すると、初台教会に来て同僚と母国語で話をして息抜きをしたそうです。今回はその時以来の久方ぶりの懐かしい訪問になりました。

初台教会の8時半と10時の2回のミサは、パイプオルガンの伴奏で典礼聖歌が歌われ特別の気持ちになりました。ミサの前後には教会の神父様や信徒の方々が男子修道院と併設されたレンガ造りの大きな教会の中を案内して下さり、また、歓談もでき、豊かな主日になりました。

 

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第53回世界召命祈願の日教皇メッセージ

本日4月17日は世界召命祈願の日です。聖職者の召命について、教皇様のメッセージを読みながら、考えてみたいと思いました。

わたしは、このいつくしみの特別聖年の間に、すべてのキリスト者が教会の一員であることの喜びを体験するよう心から望みます。そして、キリスト者の召命は、個々の召命がそうであるように、神の民の中で生まれる、神のいつくしみのたまものであることを、すべてのキリスト者が再び見いだすよう切望します。教会はいつくしみの家であり、召命が芽生え、育ち、実を結ぶ「土地」でもあるのです。(教皇フランシスコのメッセージ、カトリック中央協議会サイトより抜粋)

全文はこちらでご覧ください。

熊本・大分地震の支援献金

14日から続く熊本・大分地震で多数の人が犠牲になり、いまなお困難な状況にあります。赤堤教会ではミサの前後に熊本・大分地震の被災地のための献金を受け付けております。カリタスジャパンまたは東京教区を通じて被災地に寄付する予定です。信徒の皆様のご協力をお願いいたします。

 

—九州には日本のカトリックの長い歴史が受け継がれています。—

特集2 キリシタン史跡をめぐる―九州編【1】-(1)
カトリック中央協議会出版部・編