ガブリ神父様 6月休暇予定

ガブリ神父様がサバティカル(休暇)のため以下の日程でカナダに帰国されます。

2018年6月4日-6月21日

上記の休暇中、1回は神父様不在の言葉の祭儀になる見通しです。

教皇フランシスコ、2018年復活祭メッセージ

(カトリック中央協議会HPより部分引用)

 

教皇フランシスコ、2018年復活祭メッセージ(ローマと全世界へ)
2018年4月1日

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、ご復活おめでとうございます。

 イエスは死者のうちから復活しました。

この知らせはアレルヤの歌声とともに、全世界の教会に響き渡ります。イエスこそが主です。御父はイエスを復活させてくださいました。イエスはわたしたちの中に永遠に生きています。

イエスは一粒の麦のたとえを用いて、ご自分の死と復活を予告します。「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」(ヨハネ12・24)。まさにその通りのことが起こりました。御父によって地のうねに蒔かれた一粒の麦であるイエスは、世の罪のために殺されて死に、墓の中に二日間留まりました。しかし、その死には、神の愛のすべての力が込められていました。そして三日目にその力は解き放たれ、示されました。今日、わたしたちはその日を復活祭として祝います。

わたしたちキリスト者は、キリストの復活は世界にとって真の希望であり、決して裏切らないことを知っていますし、そう信じています。それは一粒の麦の力であり、へりくだって自らを与えつくすことによって世界を真に新たにする愛の力です。その力は不正義や暴力が何度も繰り返されている歴史のうねの中で、今日も実を結び続けています。それは、はく奪、排除、飢餓、失業のあるところで、また移住者や難民――彼らは現代の使い捨て文化のために何度も拒絶されています――、薬物売買や人身取引、現代の奴隷制の犠牲者のいるところで、希望と尊厳という実りを結びます。

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復活徹夜祭とイースター(2018)

本日は聖土曜日(復活徹夜祭)のミサ、明日は復活の主日(イースター)のミサが行われます。スケジュールは下をご覧ください。

◆復活徹夜祭 2018年3月31日 (土) ミサ 19時

◆復活の主日  2018年4月1日 (日) ミサ9時30分
ミサ後、パーティーがあります。皆様どうぞご参加ください。

聖土曜日(復活徹夜祭):復活徹夜祭の第一部は光の祭儀です。まず復活のろうそくに火がともされます。これはイエスが悪と罪、死と闇に打ち勝たれて復活されたことを示しています。わたしたちはそれぞれ手に小さなろうそくをもって、復活のろうそくから火を移してもらいます。これはわたしたちが復活の信仰をいただき、キリストの光を世に輝かせるということを象徴的に表現しています。わたしたち信者はみな、キリストの復活の証人となるよう招かれています。わたしたちは光の源、光源ではありませんので自分から輝くことはできませんが、キリストから光をいただき、その光によって周りを照らすことができます。(カトリック中央協議会サイトより引用)

復活の主日:「初代教会から日曜日は「主の日」と呼ばれ、大切にされてきました。日曜日は、1年中「主の日」と呼ばれ、毎週主の復活を記念しますが、復活の主日はこの主日の頂点、祝日中の祝日です。キリストの復活こそ、私たちの信仰の源であり、この出来事は福音書によると、週のはじめの日、つまり日曜日におこったとされています。」(女子パウロ会サイトより引用)

グッドフライデーと聖金曜日

30日(金)は聖金曜日でした。イエス・キリストが12人の弟子のうちユダに裏切られ、十字架にかけられて処刑された日です。教会はこの日はミサがありません。

さて、聖金曜日は英語圏の国では”good friday”とよばれます。キリストが亡くなった日なのになぜ”good friday”なのか、以前から不思議でしたが、外国の辞書サイトによると、goodは古語においてはholy(聖なる)と同じ意味だったからとの説明がありました。”god’s friday”(神の金曜日)という記述が19世紀のカトリック教会の文書にあって、そこから変化したという説もありましたが、言語学者からはNGとされているそうです。

日本の教会では、キリストが死に勝利し3日後に復活する「聖週間の金曜日」として、キリスト信者は、その苦しみを思い、キリストに感謝をささげます。カトリック赤堤教会でもミサはなく、聖金曜日(主の受難)の言葉の祭儀が行われました。