主の公現

1月3(日)は新年最初の日曜日であり、教会では「主の公現(こうげん)」の祭日を祝いました。
「公現」という言葉、少々難しいでしょうか…。ごく簡単に説明すると、イエスのご誕生後13日目、東方の三人の博士たちは、頭上に出現した星にみちびかれて、主のもとに訪ねてきました。この来訪を記念するものです。クリスマスがイエス・キリストのご生誕日。その後、博士たちの来訪が公現ということです。

この日の聖書の朗読個所に目を通すと、もっと理解できると思います。

第一朗読  イザヤ書  60:1-6
 (エルサレムよ、)起きよ、光を放て。
 あなたを照らす光は昇り
 主の栄光はあなたの上に輝く。
 見よ、闇は地を覆い
 暗黒が国々を包んでいる。
 しかし、あなたの上には主が輝き出で
 主の栄光があなたの上に現れる。

第二朗読  エフェソの信徒への手紙  3:2,3b、5-6
 (皆さん、)あなたがたのために神がわたしに恵みをお与えになった次第について、あなたがたは聞いたにちがいありません。秘められた計画が啓示によってわたしに知らされました。
 この計画は、キリスト以前の時代には人の子らに知らされていませんでしたが、今や“霊”によって、キリストの聖なる使徒たちや預言者たちに啓示されました。すなわち、異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、約束されたものをわたしたちと一緒に受け継ぐ者、同じ体に属する者、同じ約束にあずかる者となるということです。

福音朗読  マタイによる福音  2:1-12
…そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。…

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