グッドフライデーと聖金曜日

30日(金)は聖金曜日でした。イエス・キリストが12人の弟子のうちユダに裏切られ、十字架にかけられて処刑された日です。教会はこの日はミサがありません。

さて、聖金曜日は英語圏の国では”good friday”とよばれます。キリストが亡くなった日なのになぜ”good friday”なのか、以前から不思議でしたが、外国の辞書サイトによると、goodは古語においてはholy(聖なる)と同じ意味だったからとの説明がありました。”god’s friday”(神の金曜日)という記述が19世紀のカトリック教会の文書にあって、そこから変化したという説もありましたが、言語学者からはNGとされているそうです。

日本の教会では、キリストが死に勝利し3日後に復活する「聖週間の金曜日」として、キリスト信者は、その苦しみを思い、キリストに感謝をささげます。カトリック赤堤教会でもミサはなく、聖金曜日(主の受難)の言葉の祭儀が行われました。

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